産地レポート
2022.8.5
7月下旬、ぶどうのシーズンも本格的に始まりました!
ぶどうの生育状況はエリアによって異なりますが、ハウスのような加温栽培のぶどうをはじめ、このように露地で育つぶどうの出荷も始まっています。
前回の様子は以下で見られます。
7月上旬 ぶどうの生育状況
https://okayama-craft-fruit.com/news/2022/07/15/466/
成長して大きくなったぶどうに、頭をぶつけないよう注意して畑を歩きます。
まずは、シャインマスカットの様子から。
色や大きさなど、見た目にはほとんど完成のように見えますね。
ですが、出荷までにもう少しだけ大きくなり、糖度も上がり、甘くなります。
大きな変化があったのは、黒色品種のニューピオーネとオーロラブラックです。
ニューピオーネは、前回の7月上旬には緑色で、全く色が付いていませんでしたが、この数週間であっという間に紫黒色になりました。
そしてオーロラブラックの様子です。
こちらも前回はきれいな緑色でしたが、全体的に色付き始め、緑の箇所や赤い箇所、黒い箇所が入り交じっています。
ひとたび色付きはじめると、あっという間に変わってしまうので、このようなまだらな模様は、短い間にしか見られません。
緑色だったぶどうも、それぞれの個性的な色になり、見た目にはほとんど仕上がってきていますが、現時点ではそれほど甘くなく、味はこれから。
そんなぶどうの成熟期は、雨が少ないことが重要です。
「晴れの国岡山」の晴れ晴れとした天気が、甘くて美味しいぶどうを作ってくれます。
ぶどうは、少しずつ色付きだんだんおいしくなる、という直線的な生育ではないのが難しいところ。
数日の間に、状態が変わります。
地道な手入れを積み重ねて、最後まで目が離せません。
このような日々生育を見守ってきたぶどうも、ついに収穫が見えてきました。
岡山のシャインマスカット、ニューピオーネ、オーロラブラック。どれもこだわりを持って育てた自信作です。
贈り物として、自分へのご褒美として、また、家族と楽しむのもよし。
ぜひたくさん味わってください!