7月上旬 ぶどうの生育状況

産地レポート

2022.7.15

白桃に続き、ぶどうの様子をご紹介します。

前回の様子は以下で見られます。
「6月下旬 ぶどうの生育状況」
https://okayama-craft-fruit.com/news/2022/06/29/425/

ぶどうの形を整え、袋を掛ける作業も終わり、あとは出荷まで成長を待つばかりです。

ではシャインマスカットの様子から。

シャインマスカット

前回の時点でも十分に大きくなっていたので、見た目にはそれほど変化は感じませんね。
シャインマスカットらしくツヤがあり、味も期待できる成長具合です。収穫までには、もう少し大きくなります。

続いて、岡山定番の品種ニューピオーネと、期待の新品種オーロラブラックの様子です。

オーロラブラック

こちらのぶどうはニューピオーネ。
前回は、実の間に少し隙間がありましたが、大きさ、形ともに、ほぼ収穫時の大きさに成長しています。

そしてオーロラブラックです。

ニューピオーネ

こちらもかなり成長し、ほぼ収穫時の大きさです。
両品種とも大粒ですが、オーロラブラックはより丸くて、一粒が大きく見えますね。
食べた時の食感も違いますので、ぜひ食べ比べてみてください。

生育の始まった5月は小さな粒だったことを考えると、あらためてぶどうの成長を感じます。
これから残りの時期は、ぶどうの着色が進みます。
その際に、欠かせないのが袋掛けです。

ぶどう農園

岡山の白桃と同じく、手間はかかりますが、房一つ一つを袋で守ることで、雨が原因で発生する病気や、害虫を防ぐことができます。

また、ちょっとした工夫ですが、品種によって袋の色が違います。
黒く色付くニューピオーネやオーロラブラックでは、少しでも光を通しやすくなるように白い袋を。
シャインマスカットはきれいな色を保つため、緑色の袋が掛けられることが多いようです。

ぶどう農園

目安として7月中旬ごろから色付きはじめ、徐々に出荷を迎えます。

あともう少し。
お店で、たくさんのぶどうが見られる日が楽しみですね。