岡山の果実 豆知識
2021.10.15
秋も深まり、肌寒さを感じるようになりました。
岡山のぶどうは、暑さの厳しい夏ごろから出荷されていますが、まだまだシーズンは続きます。
せっかくぶどうを食べるからには、美味しさもですが、やはりどんな栄養があるのかということを知りたいですね。
実は、ぶどうは栄養が豊富で「畑のミルク」とも呼ばれているのです。
まず栄養として挙げられるのはブドウ糖です。
ブドウ糖は名前の通り、ぶどうから発見されたことが由来といわれています。
糖質は私たちの活動に必要な栄養素ですが、中でもブドウ糖は吸収が早く、効率的なエネルギー源となります。さらに脳がエネルギーとして利用できる唯一の栄養源であり、集中力の向上や疲労の回復にも有用です。
そして、なんといってもポリフェノールです。
目の疲れに効果があるとされるアントシアニンをはじめ、渋みのもとになっているタンニンや、美容や健康、長寿の研究が進められているレスベラトロールなど、さまざまな種類のポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールには抗酸化作用があり、動脈硬化や老化、がんなどの原因となる活性酸素を取り除く効果があります。
生活習慣病の予防や美容など、細かいことを挙げればきりがないほど、体にうれしい効果が期待できますね。
ポリフェノールは皮に多く含まれているので、皮ごと食べられる品種で、食味が苦手でなければ、一緒に食べるのがおすすめです。
おやつやデザートなどに、岡山自慢のぶどうをご賞味ください。