7月上旬 白桃の生育状況

産地レポート

2022.7.14

短い梅雨が明け、暑い夏がやってきました。
清水白桃(しみずはくとう)や、おかやま夢白桃(ゆめはくとう)など、岡山を代表する白桃品種はもう少しで収穫を迎えます。
現在の様子を見てみましょう!

前回の様子は以下で見られます。
「6月下旬 白桃の生育状況」
https://okayama-craft-fruit.com/news/2022/07/01/426/

まずは先に出荷を迎える清水白桃の様子です。

清水白桃

前回の6月下旬から、さらに大きくなり直径で10センチほどに成長しています。
もともと緑色をしていましたが、次第に白桃らしい白っぽさが出てきました。
ここから劇的な変化を遂げ、2週間ほどで収穫を迎えます。

収穫間近の桃と聞くと、淡い赤色をイメージする方もいるのではないでしょうか。

収穫間近の桃

白桃は日光に当たることで赤くなりますが、岡山の白桃は一つ一つに袋を掛けて、日光や外部の厳しい環境から守るため、美しい白さになります。

見た目だけでなく、果肉の繊維は柔らかく、とろけるような食感です。
白い桃が多く見られるのは、岡山の農園ならではです。

続いては白皇(はくおう)の様子です。

白皇(はくおう)

ゆっくりと成長を続け、今では約7センチに育っています。
清水白桃ほどではありませんが、こちらも白っぽさが出てきたように見えます。
白皇の出荷は8月の後半ごろと、まだひと月以上あるので、岡山の豊かな自然の中でもう少しのびのびと育ちます。

白皇

これまで生育状況を紹介してきた白桃も、いよいよ収穫が間近に迫っています。
残り短い期間ですが、最後の仕上げに向けた重要な時期です。
白桃は品種一つ一つの旬が短いため、ぜひ機会を逃さずお試しください。