ぶどうのおすすめの食べ方

岡山の果実 豆知識

2021.10.1

日々たくさんのぶどうが並んでいますが、皆さんはお気に入りのぶどうはありますか?
好きなぶどうを選んだ後に気になるのは、いつ、どうやって食べると良いのかということですね。
ぶどうはちょっとした工夫でより美味しく食べることができますよ。

ぶどうの食べ方

では、食べるタイミングはいつが良いのでしょうか。
何か果物を買う際は、すぐに食べず、熟成させるために少し時間をおくことがあるかもしれませんね。
これは追熟と呼ばれ、果物にもよりますが、収穫後に時間をおくと果肉が柔らかく、甘くなるものがあります。

しかし、ぶどうには追熟がなく、収穫時点で成熟したものが出荷されているため、買った後は早めに食べるのがおすすめです。


味に関して簡単にできる工夫が、少し冷やすことです。
もちろんそのまま食べても美味しいですが、ぶどうは冷やすことで甘さを強く感じるようになるため、食べる前に30分ほど冷蔵庫などで冷やすと、より美味しさを引き出すことができます。
ただし、冷やしすぎるとかえって甘みを感じにくくなることもあり、好みに合わせた調整が大切です。

ぶどう

細かいところでは、ぶどうは実の付いている部位によっても味が違い、房の上部の方が甘くなっています。
そのため下部の方から食べ進めると、食べるにつれて甘みが増し、最後まで満足度が高いままぶどうを味わえます。終わりよければすべてよしですね。

ちなみに、ぶどうの表面に付いている白っぽいものはブルームと呼ばれ、水分の蒸発を防ぐなど、実を守るために自ら出したものです。ぶどうを保管する場合には、洗ってから保管するのではなく、ブルームを残しておき、食べる直前に洗うと鮮度を長く保てます。

以上紹介した内容は、どれもすぐに実践できる簡単な心掛けや工夫ですので、ぜひお試しください。