岡山の果実 豆知識
2021.8.4
岡山では各地にぶどう農園があり、南部から北部まで、それぞれで多種多様な品種が育てられています。
北部では寒暖差があることで黒色をしたぶどうの色づきが良くなるなど、気候の違いを生かした栽培も行われています。
また、地域によって生育状況が少しずつずれることで、長期間にわたって出荷することも可能です。
岡山県のさまざまなぶどう農園の中には、大規模に整備された「岡山ハイブリッドメガ生産団地」があります。名前の通り、非常に大規模な産地であり、自然豊かな山の一面に農園が広がります。
集約することで効率的に作業を行うことができ、最新設備の導入なども可能なため、生産性も上がり、より高品質なぶどう作りにつなげることができます。
また、新しい農園に新規で就農される方もいるなど、これからますます岡山のぶどうが盛り上がることが期待されています。
これまではビニールハウスで育てられる加温栽培のぶどうが中心でしたが、これからは屋外で育てられる露地栽培のぶどうが登場します。
マスカット・オブ・アレキサンドリアといった伝統的なぶどうをはじめ、定番のシャインマスカットやニューピオーネ、さらにはオーロラブラックなど次世代を担う岡山県独自の品種もあります。
近年は安定しない気候が多くなっていますが、今年のぶどうは病害虫や天候の影響もそれほど受けず、順調に育っています。
丹精込めて育てられた岡山のぶどうに、どうぞご期待ください。