岡山の果実 豆知識
2021.6.4
岡山を代表する果物である桃とぶどう。どちらも岡山には数多くの品種があります。
岡山で有名なのは桃の中でも「白桃」ですが、ひとくくりに白桃といってもたくさんの品種があります。代表的な清水白桃をはじめ、おかやま夢白桃、白麗(はくれい)、白皇(はくおう)、白露(はくろ)など、少しずつ時期をずらして登場します。白桃は旬の時期が限られており、長いものでも3週間ほどで、短いものではわずか1週間しかない品種もあります。
ぶどうも同じく、130年以上の栽培の歴史を持つマスカット・オブ・アレキサンドリア、近年人気を集めているシャインマスカット、生産量日本一を誇るニューピオーネ、期待の品種オーロラブラックなどがあります。岡山の各地で異なる品種が育てられ、また屋外で育てる露地栽培だけでなく、加温栽培もあり、長い期間ぶどうを楽しむことができます。
品種が違えば見た目も味も違い、それぞれに良さがあります。どれも一度は手に取っていただきたいおすすめの品種です。限られた時期を逃さず、ぜひお試しください。
岡山で育てている桃とぶどうは、品種として優れているのは当然のことながら、非常に繊細な果物で、見た目も味も高品質に仕上げるのは容易なことではありません。それを可能にしているのは、まさに農家の方のこだわりです。
こちらの「岡山の果物だより」のコーナーでは、そんな岡山の桃とぶどう作りの様子を紹介していきます。