岡山の果実 豆知識
2024.8.8
夏の風物詩といえば何が思い浮かびますか?
花火や祭り、スイカ、そしてもちろん桃ですね。
甘い香りとみずみずしい果肉は、暑くてバテがちな夏にぴったりです。
ですが難しいのが、どうやって選び、保存し、いつ食べるかということ。
白桃を食べるときの、ちょっとしたコツについて見てみましょう!
まず注目したいのが「追熟」という現象。
桃は収穫後も熟成が進むため、置いておくと果肉が柔らかくなります。
甘い香りが漂ってくると食べごろのサインです。
購入した際に硬いと感じた時は少し置いておくといいですね。
食べるまでの保存方法も重要です。
重みで実に負荷がかからないように、フルーツキャップやキッチンペーパーで優しく包みましょう。
冷蔵庫に入れると追熟が進まなくなるので、熟すまでは常温で、日光やエアコンの風を避けて、冷暗所に保管します。
ただし追熟が進むとおいしくなりますが、夏の暑さには注意が必要で、機を逃すと傷んでしまいます。
数日ほど置いて熟成した後、すぐに食べられないときは冷蔵庫での保管がおすすめです。
いずれにしても早めに食べるのがいいですね。
さて、ここで桃の農家の方直伝の桃選びの秘訣を紹介します。
岡山の白桃なら、小さな黒い点があるかをチェックします。
これは果点と呼ばれるもので、糖度が増して甘くなっている証拠です。
桃はとても繊細な果物なので、あまり強く触りすぎないでくださいね。
簡単なカットの方法は、以下の記事をご覧ください。
過去記事「桃を簡単にカットする方法」
https://okayama-craft-fruit.com/news/2023/08/21/836/
ぜひちょっとしたコツを活用し、今が旬の桃を存分に楽しんでください!