岡山の魅力的な白桃の品種

岡山の果実 豆知識

2024.8.7

白桃のシーズンまっただ中です!
皆さんは、白桃の品種について考えたことはありますか?

実は、白桃といっても岡山県には魅力的な品種がいくつもあるんです。
今回は、5つの白桃品種をご紹介します。

まずは、夏の訪れを告げる「白鳳(はくほう)」から。

白鳳(はくほう)

7月上旬から顔を出すこの品種は、果肉は柔らかく、果汁が豊富でジューシーな味わいです。酸味が少なくて甘さのバランスも絶妙です。

そして白桃といえば「清水白桃(しみずはくとう)」。

清水白桃(しみずはくとう)

7月中旬から8月中旬が旬のこの品種は、岡山を代表する逸品です。とても香りがよく、果肉は甘くてとろけるような食感。まさに「桃の女王」の名前にふさわしい品種です。


続いては、岡山が育てた次世代スター「おかやま夢白桃(ゆめはくとう)」。

おかやま夢白桃(ゆめはくとう)

名前の通り、岡山で誕生したオリジナル品種で、目安の時期は7月下旬から8月いっぱいまで。約340gもの大玉が特徴です!糖度が14〜15度ととても甘く、贈答用としても人気の白桃です。

こちらも岡山県オリジナルの品種「白麗(はくれい)」です。

白麗(はくれい)

8月上旬から9月の半ばまで出荷されるこの品種、その名の通り美しい白さが特徴的です。果汁が豊富で糖度も高く、なめらかな食感で日持ちも良いです。

最後に紹介するのは、岡山の白桃の集大成ともいえる「白皇(はくおう)」。

白皇(はくおう)

2016年に品種登録されたばかりですが、大玉で白く美しい果皮にとても甘い味わいと、高い評価を得ています。主な出荷時期は8月下旬から9月の半ばまでと、夏の終わりまで楽しめます。


岡山では魅力的なオリジナル品種がたくさんあり、また長期間楽しめます。
何より、こうした白桃の美しい白さや、甘くて滑らかな食感は、農家の方の細やかな努力によって実現されています。

さまざまな白桃を食べ比べて、お気に入りの品種を見つけてみてください!