岡山の果実 豆知識
2022.12.16
11月の下旬。
台湾を訪れ、岡山の果物などの様子を取材しました。
台湾は地理的には沖縄に近く、北部が亜熱帯、南部が熱帯に位置している温暖な土地です。
そんな気候を生かして果物の生産も盛んなフルーツ王国であり、パイナップルやマンゴー、バナナなど、日本でもなじみ深い果物もたくさん育てられています。
日本とは食を通しての交流も深く、少し前に日本でブームとなったタピオカミルクティーは、台湾が発祥だといわれています。
他にも、日本からの旅行先としても人気がありますね。
今回の取材では、台湾の皆さんがよく利用するデパートをいくつか訪れました。
以前に紹介した香港の街の様子と同じように、こちらもクリスマスに向けての盛り上がりが感じられます。
いくつかのデパートを回ったところ、多くの店舗で岡山県産のシャインマスカットの晴王(はれおう)を見つけることができました。
ぶどうの袋は岡山で出荷されたときのままですが、それぞれのお店でさらに梱包されるなど、とても丁寧な包装が印象的です。
台湾の方が、ぶどうを選ぶ際にまず重視するのは、見栄えの良さだそうです。
日本でも、皆さんぶどうを買うときは、しっかりと見た目を比べて選ぶと思います。
見た目を重視する習慣があるのは、家庭用だけでなく、贈答用としても需要があるからこそですね。
そして食べた時の甘さ、次いで価格も大切な要素だといいます。
ぶどうに求めるものは日本と似ていますね。
もちろんぶどうの他にも、台湾にはさまざまな果物がありました。
次回は台湾のデパートの多種多様な農産物を紹介します!