岡山の果実 豆知識
2022.11.18
桃とぶどう。
日本では夏から秋にかけて、お店で見かけるなじみ深い果物ですね。シーズンになればたくさんの品種が並び、家庭用や贈答用としても人気があります。
では、海外ではどうでしょうか?
実は、岡山の美味しい果物は、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、タイなどアジアを中心に人気となっています!
今年は7月〜10月に、日本の果物シーズンと時期を同じくして、各国でフェアが行われました。
その様子をご紹介します!
こちらはタイでのフェアの模様です。
ピオーネやシャインマスカット「晴王」など、岡山で人気の品種が並んでいます。
“OKAYAMA”の横断幕に、法被を着た販売員の方など、日本らしさを感じられる売り場になっていますね。
続いてシンガポールの様子です。
日本食のコーナーにて、ピオーネとシャインマスカット、白くて美しい白桃が陳列されています。
特に岡山産のシャインマスカット「晴王」は、“Hareh-oh”の名で、岡山ならではのものとして紹介されています。
マレーシアでは、日本でも人気の品種ピオーネや、岡山で誕生した瀬戸ジャイアンツがありました。
“Seto Giants”や”Pione”と、日本で誕生した品種として知られています。
人気の品種から独自の品種まで並んでいますね。
香港では、ぶどうはもちろん、桃の特設コーナーもあり、岡山の白桃が並んでいました。
中心にいるのは、岡山の桃のマスコットキャラクター「はっぴーち」です。
さらに試食もあるなど、いろいろな方に手にとっていただけるフェアになっています。
最後は台湾の様子です。
並んでいるのはぶどうと白桃。
こちらでは岡山の桃やぶどう、それからいちごについての情報などが、現地の言葉で詳細に紹介されていました。
こうした岡山の果物フェアは、各国で毎年開催されており、横断幕やのぼり、法被、ぬいぐるみなど、さまざまな飾り付けも行われ、盛り上がります。
果物は全て空輸となり、運送や梱包などの費用もかかりますが、毎年のフェアを楽しみにしてくれている常連の方もいるそうです。
果物は世界中にありますが、種類や品種が違えば、育て方も違います。
長い歴史と培われた技術があり、品質へのこだわりが詰まっている、岡山の桃とぶどう。
繊細で美しく、美味しいと、海外でも評判を呼んでいます。