9月上旬 シャインマスカットの収穫

産地レポート

2022.9.13

9月上旬、岡山県農林水産総合センターを訪れました。
先月から収穫が始まっているニューピオーネとオーロラブラックに続き、シャインマスカットもいよいよ収穫です。

前回の様子は以下で見られます。
「8月中旬 ぶどうの生育状況」
https://okayama-craft-fruit.com/news/2022/08/26/529/

時間をかけて、じっくりと育ったシャインマスカットは、いったいどのような姿になっているのでしょうか。
早速見ていきましょう!

シャインマスカット

房全体のサイズ、形の美しさ、一粒一粒の大きさ、そして味に至るまで、申し分ない仕上がりとなっています。
見た目は以前にも増してツヤが現れ、キラキラと輝く印象を受けますね。
前回からのちょっとした変化としては、緑色が薄れ、黄色に近づいています。
意外に思えるかもしれませんが、シャインマスカットは黄色っぽくなるほど成熟が進んでおり、より甘くなる傾向があります。

それではついに収穫です!

シャインマスカット

手よりも大きなシャインマスカット。
ぶどうの甘さは日照に左右されるといわれていますが、岡山県は今年も好天に恵まれ、糖度も十分に上がりました。美味しさのたっぷり詰まった実は、ずっしりと重く、食べ応えも抜群です。

収穫後に重さを量ってみると、中には800gを超えるものもありました!

シャインマスカット

5月頃、ほんの小さな実から始まり、ここまで大きくなりました。
もちろん生育が始まる前にも、土づくりを行ったり、不要な枝や葉を切ったりと、さまざまな作業を積み重ねています。
収穫はこうした全ての作業が実を結ぶ、とても楽しみな時期です。

シャインマスカット

岡山県農林水産総合センターでの収穫はほとんど終わりましたが、ぶどうはまだまだこれから。
岡山県は、県内全域で広くぶどうを栽培しており、また、南北で生育環境が大きく変わり、温度差があることから、エリアによって成長や着色の速度が違います。
そのため、岡山県のシャインマスカットは11月頃まで、長期間にわたって出荷されます。

今はまさにぶどうを味わう絶好のシーズンです。
シャインマスカットをはじめ、ぶどうはギフトとしても人気があります。

こだわりを持って育てたぶどうは甘さが乗り、味に深みもあり、とても美味しくなっています。
ぜひ岡山県のぶどうを楽しんでください!