8月中旬 ぶどうの生育状況

産地レポート

2022.8.26

ぶどうのシーズンも最盛期を迎えようとしています。
お店では、さまざまなぶどうを見かけるようになりました。
現在、農林水産総合センターのぶどうは、どのようになっているのでしょうか。

前回の様子は以下で見られます。
「7月下旬 ぶどうの生育状況」
https://okayama-craft-fruit.com/news/2022/08/05/504/

前回から数週間。
私たちにとってはそれほど長くない期間ですが、ぶどうは見た目から味まで大きく変わりました。
まずはニューピオーネの様子です。

ニューピオーネ

ニューピオーネはすでに色付いていたので、見た目にはそれほど変化はありませんが、しっかりと実が太り、味も美味しく仕上がっています。
一粒一粒が大きく、そのサイズ感に圧倒されます。
ニューピオーネは、岡山県が生産量で日本一を誇る品種です。糖度がとても高く、味にコクがあり、種はなく、果肉の皮離れも良好。味と食べやすさを兼ね備えたぶどうです。

続いてはオーロラブラック。

オーロラブラック

7月下旬には、果皮はまだらな色でしたが、すっかり黒く色付き、味も美味しくなっています。

オーロラブラックは、岡山オリジナルのぶどうです。ニューピオーネと同じく、高糖度で種がなく、丸っこくて大きな実が特徴。さらに皮がとても薄く丸ごと食べられます。

そんなオーロラブラックを収穫してみました!

オーロラブラックを収穫

実を傷つけないように枝を握り、その根元から長めに切ります。
平均的な一粒の重さはおよそ14〜17gであるところ、収穫した房は特にずっしりとして、一粒20gほど。手に持ってみると、あらためてその大きさを実感します。

ぶどう

ニューピオーネとオーロラブラックは、8月下旬まで収穫が行われ、順次出荷されます。

最後はシャインマスカットです。

シャインマスカット

少し隙間のあった実は、ぎっしりと詰まり、一回りほど大きくなったように見えます。
こちらのシャインマスカットの収穫は、9月上旬ごろです。
シャインマスカットは、もう少し緑色が薄くなり、食べ頃を迎えます。
種はなく、酸味の少ないしっかりとした甘さで、皮ごと食べられるため、パリッとした食感も楽しめます。

ぶどうの味は日照で決まる、といわれています。
今年の岡山のぶどうは、好天に恵まれたことでとても良い仕上がりです。

ぶどう農園

ぶどうには、緑系や黒系、赤系など、たくさんの品種がありますね。
それぞれ異なる風味はもちろん、宝石のような彩りもぶどうの魅力で、品種を詰め合わせたギフトもおすすめです。
まだまだたくさんのぶどうが出荷されますので、ぜひ岡山のぶどうをどうぞ!