産地レポート
2022.6.15
6月上旬、「岡山県農林水産総合センター」を訪れました。
前回の撮影から2週間ですが、ぶどうは目を見張るほどの成長を遂げています。
・5月下旬 ぶどうの生育状況
https://okayama-craft-fruit.com/news/2022/06/06/384/
では、ニューピオーネの様子です。
前回は花が咲いており、実は小さな状態でしたが、今ではすっかりぶどうの貫禄を感じられる大きさに成長しています。
他のぶどうも同様です。
こちらはオーロラブラックの様子。
主に8月頃からの出荷になりますが、すでに大きくなっており、大粒なオーロラブラックのサイズ感がよく分かりますね。
しかし、どちらのぶどうも、まだまだ成長途中です。
さらに大きくなり、美しい黒色に変わっていきます。
最後はシャインマスカットです。
大きくなっているのはもとより、余分な実を取り除く摘粒(てきりゅう)の作業が終わったことで、形もきれいに整えられています。
まだ色合いは同じようなぶどうですが、よく見ると少しずつぶどうの個性が表れていますね。
オーロラブラックは、ブルーベリーのようにまん丸ですが、ニューピオーネは丸さに加えて少しくぼみがありますね。
一方シャインマスカットは、他に比べると少し細長い形になっています。
それから、ぶどうの成長に欠かせない葉も大きくなっています。
おいしいぶどうのためには太陽に当たることが大切です。
人の手によるぶどうへの作業はもちろんのこと、葉っぱや木の形など、ぶどうに適した環境づくりも行っています。
6月はぶどう栽培で最も忙しい時期です。
日に日に大きくなるぶどうの成長に合わせて、機会を逃さず作業を進めていきます。